ウィリアム・ダガン 超、思考法
こんにちは、きゅーです。
ウィリアム・ダガン著の「超、思考法」を読みました。
ひらめきで人生を打開したい方にはぜひおすすめしたいです。
著者はコロンビア大学ビジネススクールの講師で、「第7感」を研究している方です。
「第7感」って?と初めて聞くと思ってしまいますが、
いわゆる「ひらめき」のことで、ふとした瞬間にこれまでの課題が一瞬で解けてしまうようなアイデアを思いつくことを指しています。
(DNAのらせん構造もそのアイデアにいたったのはひらめきだったというのは有名な話ですね。)
ただ、こうしたひらめきはどのような経緯で引き起こせるかはわかっておらず、
著者はこの第7感を科学的に引き起こせないかを研究しているわけです。
結論からしていえば、結局ひらめかないときはひらめかないのですが、ひらめきを得るためにできることを著者は解説しています。
実際、この手法をもちいた著者の生徒の実例の話も豊富にあり、ひらめきを得ることで問題を打開する様子が描かれています。
こうしたライフハック系の本がアカデミックな分野からでてくることが多くなってきているというのが最近の印象ですが、実際取り入れて習慣化したり、自分の生活に根付くことがなかなかないので、この本のツールや手法は実践してみたいと思います。
FACTFULLNESS
こんにちは、きゅーです。
FACTFULLNESSを読みました。
世の中のものの見方や常識と思われていることが実は正しくないことがあるということを伝え、そうしたことがなぜ起こるのかを解説している本です。
人は何かを判断するときにはその時持っている情報をもとに判断します。
多くの情報をうのみにせず、正しい情報を得て判断したい方にはおすすめの本だと思います。
本書はまず、世界に関しての貧困についてなど、世の中に関しての問題を世界的なカンファレンスで出題したところから始まります。
その手の専門家が集まる会議での出題で、正解率が高いものと思われますが、その結果はランダムに答えたときの正解率よりも低いものでした。
世界に対して常識といわれるような事柄、ここでは悲観的な見方が実は正しくないということが示されるシーンです。
これにはいくつかの原因があり、我々のものの見方によるものです。
詳しい内容については、本書を手に取り読んでみてください。
今の世の中はたくさんの情報が簡単に入ってきます。
それに対しての我々のリアクションはただただ受け身にその情報を受け取ることが多いのではないでしょうか。
そしていいニュースというのはあまり報道されません。
twitterはその一例かと思いますが、そこで伝えられている内容は本当に正しい内容なのでしょうか。
自分では意識していないのに、悪いニュースばかりを受動的に仕入れることで私たちは世界の見方をゆがめられているのかもしれません。
私は正しい判断のためになるべく正確な情報を得たいと思っています。
この本は、そうした視点をもつために最適な本なのではないかと思います。
DIE WITH ZEROを読みました
こんにちは、きゅーです。
ビル・パーキンス著、DIE WITH ZEROを読みました。
帯にはゼロで死ね、と書いてあって結構衝撃的です。
この本は端的にいうとお金にまつわる人生設計の話なのですが、
日本人の多くが聞かされているものとは異なる人生設計を伝えています。
日本のいわゆる常識から視点を変えてみたい方はぜひ読んでみてほしいなと思います。
将来のために貯金しなさいということはよく言われると思います。
お給料をもらって全部使い切ってしまっている人を見ると、
お金を使いすぎだという印象を持つことも多くあることでしょう。
けれど我々は貯めたお金で何をするのでしょうか?
家を買う?車を買う?
貯金をしなさいというのは、いったい何のために貯金をするのかということに対してはまったく答えていません。
盲目的に貯金をすることで我々は人生を楽しめているのか、その問いを投げかけてくれる本です。
人生で重要視するべきことは貯金ではなく別にあると著者はそう説きます。
人生が終わるときに何を得ているべきなのか?筆者の人生観を読むことになりますが、あなたはどう感じるでしょうか。
確かに貯金をしろということはよく言われますが、その目的を明確に考えたことはありませんでした。
別に貯金が本書のなかで否定されているわけではありませんが、盲目的に貯金を信仰する我々の常識ということにたいして疑問をもつ良いきっかけになりました。
貯金が好きでたまらない人はそうするべきだと思いますが、そうでないのであれば貯金は計画的に行われるべきかなと思いました。
著者はトレードで成功しているようですので、お金にはかなり余裕があるようなので、今の日本の状況、というより大多数の人とは異なる状況なので、本書に書いてある内容すべてを丸々マネできることではないです。
ただ、それを差し引いてもお金と自分の人生の関係を見つめなおすには本書はよいのではないでしょうか。
ルンバを買った感想
こんにちは、きゅーです。
ずいぶん前になりますが、ふるさと納税でアマゾンギフト券が返礼品として認められていたころ、こちらのギフト券を利用してルンバを購入しました。
購入してから数年たつので感想を書いてみたいと思います。
ルンバやその他の自動掃除機の購入を迷われている方の参考になれば幸いです。
さっそく結論なのですが、買ってよかったです。
きゅーの考えるルンバのメリットは以下です。
・自分が掃除しなくても掃除してくれる
・ルンバに掃除してもらうと部屋の汚さがわかる
・ルンバの通り道を開けるために部屋が片付いた状態になる
・かわいい
とはいえデメリットもあります。
・コードを絡めとったりして止まることがある
・完璧にきれいになるわけではない
メリット
・自分が掃除しなくても掃除してくれる
これはいわずもがなですね。
たとえばお風呂に入っている間や外出するタイミングなど自分がいない間に代わりに掃除してくれるルンバは最高です。
・ルンバに掃除してもらうと部屋の汚さがわかる
ルンバも普通の掃除機と同様に、ごみをためる場所があるのですが、
部屋がきれいな状態と思っていてもルンバを走らせるとかなりごみを集めてくれます。
・ルンバの通り道を開けるために部屋が片付いた状態になる
もともと何かの拍子に床においたものはそのままにしてしまう人だったのですが、
ルンバを使うようになってからは部屋を整頓することをこころがけるようになりました。
・かわいい
単純にルンバが走って掃除している姿はなんとなくかわいいです。
デメリット
・コードを絡めとったりして止まることがある
部屋の整頓ができていない状態でルンバを走らせると、コードに絡まったり、段差に乗り上げたりして動けなくなり、止まってしまうことがあります。
アプリの通知やルンバ本体からの警告音で気付くことはできますが、掃除するときに意識しないといけない点はマイナスかなと思います。
部屋をずっと整頓できる人であれば特に気にすることはないかとは思いますが、そうではない人は要注意です。
・完璧にきれいになるわけではない
ルンバは掃き掃除なので、拭き掃除をしないといけない汚れは落ちません。
また、ルンバが走った後もごみが残っているときがあります。
当然といえば当然なのですが、月に何度かはきゅーも自分で汚れのきになるところを掃除しています。
あとは、脱衣所やトイレなど、ドアのある場所は開けておかなければ当然入れません。
ほかのお部屋と一緒に、と思っても、ドアを開けていると開いたドアでルンバの進路がなくなって先の部屋に進めないということもあるので、すべての部屋を一度にルンバで掃除するというのはなかなか難しそうです。
(ルンバの様子を見ながらドアを開けたり閉めたりすれば可能だとは思いますが、せっかく見ていなくてもきれいになるのでそれはめんどくさいですよね。。)
最近は拭き掃除ができるルンバもでていると広告を見た気がするので、そちらを買ってみるのもよいかもしれませんね。
マット・リドレー イノベーションのジレンマ
こんにちは、きゅーです。
マット・リドレー著、イノベーションのジレンマを読みました。
ここ数年イノベーションというワードをよく目にするようになりました。
次のイノベーションは、とか、自社でイノベーションを起こす、とか、イノベーションの起こし方、とか。
確かにイノベーションを起こすぞ!という姿勢や言葉は次の時代を拓かんとする高揚感からか、心地の良いものとして受け止めてしまいます。
しかし一歩引いてみてみると、イノベーションとはいったい何なのだろうか、どうやって起こるのか、どういった類の人が起こすのか、ということが気になり、とてもあいまいな言葉だと思いませんか?
世間で語られるイノベーションという言葉ですが、その本質に迫った一冊なのではないでしょうか。
本書ではこれまでの歴史のなかで劇的に人々の生活を変えてきたイノベーションの事例をもとに、そこに共通する条件からイノベーションとは何か、どのような条件下でどういった人が起こすのかを解説しています。
私個人としては自分がイノベーションに対して抱いていたイメージとは違った内容がイノベーションにまつわる話として描かれており、なるほどそういった見方もあるのかと刺激になりました。
イノベーションといえば?と聞かれれば直近ではGoogleやIPhone、コンピューターがぱっと思い浮かびます。古くからさかのぼれば、人々に夜の暮らしを提供するようになった電球や、移動を劇的に変えた鉄道など、今の人々の暮らしに欠かせない多くのものがイノベーションによって生み出されています。
(こう見てみると、今の自分の生活も連綿とした歴史に地続きで存在しているということを実感します。)
「イノベーション」といわれたときに、GoogleやAppleといった企業のトップだったラリー・ペイジやスティーブ・ジョブスなど、特定のとても秀でた個人(とその企業)が多くの人の頭に浮かぶのかなと思います。
私も本書を読む前はそうでした。
しかしながら、イノベーションに必要な要素として筆者は別の条件を掲げます。
世の中でのある種の常識として自分が考えてしまっていたものが覆されることは読書の醍醐味であり、本書もそれを楽しませてくれる本でした。
また、昨今の政治や経済の流れがイノベーションに与える負の影響についても言及しており、これもまた現在の流れがある一面においては必ずしも正解であるとは言えないという指摘で痛快でした。
「イノベーション」という言葉に対してただ受け身になるのではなく、その正体が何なのか理解したい方にはおすすめできる本だと思います。
philips hueを1年間使ってみた感想
きゅーです。
私はかなり朝が弱いほうなのですが、皆さんはいかがでしょうか。
朝に強くなりたい今日この頃です。
朝にさっぱり起きるためにいろいろ調べていたところ、朝の起床時間に光が入ってくるといいという記事を見ました。
といっても、カーテン全開で寝ようとすると案外夜の外の光というのは明るいものでなかなか寝つきがいいものではありませんでした。
カーテンが朝になると自動で開くマシンを作ることも考えましたが、工作なんてやったことないのであきらめました。(もしかしたらそういう商品もあるかもしれませんね。)
そんな方におすすめしたいのがスマートLED照明のphilips hueです。
時間帯や気分に併せて簡単に照明の色合いや明るさ調整ができるので、朝に自動でライトを点灯させたり、雰囲気に応じた部屋の明かりのデザインが超簡単に可能になります!
きゅーがhueでやっていること
hueでは色合いや明るさの調整はスマートフォンのアプリから操作するか、タイマーを利用して指定の色合いへ調整することが可能です。
この機能を利用してシーンに応じて部屋の明かりを調整することができます。
朝
対応しているスマホの目覚ましアプリがあれば、目覚ましがなる時間にあかりをつけてくれます。
私が使っているアプリはsleep cycleというものなのですが、
これは目覚ましをセットすると連動して電気を消してくれるので、
ベッドに入ってアプリの目覚ましをセットすると電気がふっと消えてくれます。
ライトのスイッチを操作するのって実際のところ移動して消してと、かなり手間だったんだなとhueの設置後に実感しました。
そしてアプリ連動ですが目覚ましが鳴るタイミングにも連動して明かりをつけることができます。
目覚ましで目を覚ましたら、すでに部屋の電気のがついていてその眩しさですっきり目を覚ますことができます。
連動では暖色系の明かりにして、起きた後は白色光にしてすっきり明るい部屋で気持ちのいい朝を始めることができています。
夜
夜は寝る前の数時間くらい前から色合いを暖色系で少し暗くすることで眠る準備を整えています。
色合いや明るさの調整はスマートフォンのアプリから操作するか、タイマーを利用して指定の色合いへ調整することも可能です。
1年ほど使用しましたが、もうhueのない生活は考えられません。
きゅーが買ったhue
ホワイトグラデーション スターターセットを購入しました。
電球2個とwIfIに接続する用の機械、壁に備え付ける用のスイッチが付属しています。
(スイッチは使うシーンがなくて使っていません、、)
電球は追加で購入し、今は8帖ほどの部屋に一人暮らしですが、3つの電球でちょうどよい明るさです。
スターターセットは電球2個までなので、お部屋のサイズに応じて追加で購入が必要になります。
スターターセットを購入しておけば、あとは電球を買い足していけば、家の電球をスマート化させることができます。
さいごに
電球としてはなかなかの値段がするものなのですが、一度導入すればLEDなので寿命も長く、長期間にわたって活躍してもらえるのではないでしょうか。
値は張りますが、値段に見合った満足度です。
快適な朝をハイテクな照明とともに迎え、すっきりと目覚める、個人的には良い買い物だったなと思います。