DIE WITH ZEROを読みました
こんにちは、きゅーです。
ビル・パーキンス著、DIE WITH ZEROを読みました。
帯にはゼロで死ね、と書いてあって結構衝撃的です。
この本は端的にいうとお金にまつわる人生設計の話なのですが、
日本人の多くが聞かされているものとは異なる人生設計を伝えています。
日本のいわゆる常識から視点を変えてみたい方はぜひ読んでみてほしいなと思います。
将来のために貯金しなさいということはよく言われると思います。
お給料をもらって全部使い切ってしまっている人を見ると、
お金を使いすぎだという印象を持つことも多くあることでしょう。
けれど我々は貯めたお金で何をするのでしょうか?
家を買う?車を買う?
貯金をしなさいというのは、いったい何のために貯金をするのかということに対してはまったく答えていません。
盲目的に貯金をすることで我々は人生を楽しめているのか、その問いを投げかけてくれる本です。
人生で重要視するべきことは貯金ではなく別にあると著者はそう説きます。
人生が終わるときに何を得ているべきなのか?筆者の人生観を読むことになりますが、あなたはどう感じるでしょうか。
確かに貯金をしろということはよく言われますが、その目的を明確に考えたことはありませんでした。
別に貯金が本書のなかで否定されているわけではありませんが、盲目的に貯金を信仰する我々の常識ということにたいして疑問をもつ良いきっかけになりました。
貯金が好きでたまらない人はそうするべきだと思いますが、そうでないのであれば貯金は計画的に行われるべきかなと思いました。
著者はトレードで成功しているようですので、お金にはかなり余裕があるようなので、今の日本の状況、というより大多数の人とは異なる状況なので、本書に書いてある内容すべてを丸々マネできることではないです。
ただ、それを差し引いてもお金と自分の人生の関係を見つめなおすには本書はよいのではないでしょうか。