きゅーのブログ

読んだ本のアウトプットの他、興味のあることについて書いていきます。

FACTFULLNESS

こんにちは、きゅーです。

 

FACTFULLNESSを読みました。

 

世の中のものの見方や常識と思われていることが実は正しくないことがあるということを伝え、そうしたことがなぜ起こるのかを解説している本です。

人は何かを判断するときにはその時持っている情報をもとに判断します。

多くの情報をうのみにせず、正しい情報を得て判断したい方にはおすすめの本だと思います。

 

本書はまず、世界に関しての貧困についてなど、世の中に関しての問題を世界的なカンファレンスで出題したところから始まります。

その手の専門家が集まる会議での出題で、正解率が高いものと思われますが、その結果はランダムに答えたときの正解率よりも低いものでした。

世界に対して常識といわれるような事柄、ここでは悲観的な見方が実は正しくないということが示されるシーンです。

これにはいくつかの原因があり、我々のものの見方によるものです。

詳しい内容については、本書を手に取り読んでみてください。

 

今の世の中はたくさんの情報が簡単に入ってきます。

それに対しての我々のリアクションはただただ受け身にその情報を受け取ることが多いのではないでしょうか。

そしていいニュースというのはあまり報道されません。

twitterはその一例かと思いますが、そこで伝えられている内容は本当に正しい内容なのでしょうか。

自分では意識していないのに、悪いニュースばかりを受動的に仕入れることで私たちは世界の見方をゆがめられているのかもしれません。

私は正しい判断のためになるべく正確な情報を得たいと思っています。

この本は、そうした視点をもつために最適な本なのではないかと思います。